導入事例

FARO導入によりHPH Technologiesは ものづくりに自信 生産性の向上、高精度の測定、携帯性を享受

FARO導入によりHPH Technologiesは ものづくりに自信 生産性の向上、高精度の測定、携帯性を享受

設備投資は、事業を行う上で必要不可欠です。業界に関わらず、業者の選定において、プロジェクトのニーズを満たしているかどうかは必須条件です。それに加えて、顧客の満足度や自社製品への自信といった、目に見えない要素も重要です。

シンガポールに拠点を置く電子機器メーカー、HPH Technologies にとって、このような考えは設備投資の指針となるだけでなく、優れた製品やサービスを提供し続けるために邁進する推進力となっています。HPHTechnologies のリム・ハック・ポー氏は、得意先のことをよく理解しています。「お客様から信頼を得ることは、私達にとって重要です。お客様にとって、品質はもっとも重要視していることであり、私達が自信を持ってその品質を提供できることは必要不可欠です」と言います。
 

● 品質への責任

1993年に設立されたHPH Technologiesは、防衛・半導体産業に従事し、特別車両用の構造体とシャーシの生産に特化しています。また、半導体機器部品のデザイン、製作、据付、組立も行っています。シンガポールに本拠地を置くHPH Technologiesは、シンガポールとマレーシアのジョホールの2か所で工場を運営しています。創業以来、HPH Technologiesは、常に品質への責任と高い技術を持つスタッフに誇りを持っていました。

2012年、精密半導体製造事業に乗り出した時、チームは品質管理(QC)機器をアップグレードする必要性を感じました。既存の測定機器でも仕事はこなせるものの、よりよい機器を必要とする新たな測定ニーズがあったからです。それは、軍関係の顧客から、スピーディで誤差のない製品が欲しいというもので、そのため新たな測定機器の導入を検討したのです。リム氏はこう言います。「この投資は、HPH Technologiesの製品の品質および総合的な生産性を強化するためのものでした。また、顧客満足度の向上も期待でき、競合に対して一歩先を行くことができるのではと考えました。」

それまで、HPH Tecnhologiesのチームは、ノギス、測定テープ、定規、マイクロメーター、ハイトゲージ、据置型3次元測定機(CMM)などの測定機器を使用していました。しかし、どの機器にも限界があり、もっと正確な測定ができる機器があればという思いは、時が経つにつれて大きくなってきました。ホセ・アルフレッド・III・ガルシア氏は、こう述べています。「定規や測定テープを使用した測定では、精度がさほど高くありません。しかし、据置型3次元測定機を使うとなると、パーツを品質保証(QA)室へ運ばないと検査できません。余分な時間や労力が必要となり生産性が下がるか、精度の低い測定結果で新しいプロジェクトを台無しにしてしまうリスクを背負うか、という選択だったのです。」
 

● 新しい領域、新しいアプローチ

HPH Technologies は、2012 年に行われた『ポータブル測定による生産効率の向上』というオンラインセミナ ーに参加し、FARO を初めて知りました。最初の打合せで、HPH Technologies は、FARO 担当者によるデモン ストレーションやアドバイスを通じて、FARO Laser Tracker Vantage が事業においてどう活用できるかを実 際に体験することもできました。リム氏はこう打ち明けてくれました。「詳しい説明を聞き、Vantage が当社のニ ーズにぴったり合うと確信しました。Vantage により、品質チェック体制の効率化を図ることができ、複雑な注文 に対する短納期にも対応することができます。さらに、ユーザーのために製品設計のカスタマイズを行う際にも、Vantageによりお客様とのコラボレーションがより簡単になりました。それ以上に、FAROチームへの信頼を感 じ契約を結んだのですが、導入後も充実したアフターサービスを得られることを確信しました。」

Alignment by Vantage

FARO Laser Tracker Vantageを使い、組立構造を検査し、正確な据付けを実現。

HPH Technologiesの測定ニーズはさまざまで、検査、据付、寸法計算、既存設備のドキュメント化が含まれます。測定が必要となる対象物には、小型なもの(例、直径または長さ5mmで重量が10gほどしかないピン)から、大型車両のシャーシ(2.5m x 2.5m x 5m、最大重量5トン)まであり、仕様は幅広いものとなっています。ガルシア氏は、「当社のニーズはかなり複雑ですが、大型部品の測定は特に厄介でした。一番大型なものでは、特別車両で容積が200m3もあるのです。据置型の3次元測定機では測定不可能ですし、従来の測定機器では正確な値は測定できませんでした」と述べています。

Vantageを使うことで、QA/QCチームは10ミクロンという公差をクリアし、正確かつより高い精度の測定を実現しました。さらに従来の測定機器よりも繰返し精度も高くなり、測定値の一貫性も向上したことをチームは実感できました。このような利点に加え、以前よりもずっと短時間かつ少人数で、測定が実施できるようになりました。また、「技術者が4時間かけて行っていた測定作業が、半分の人数で、1時間半ほどで完了できます。また、お客様が希望すれば、データを手動で入力しなくても、測定レポートを簡単に作成できます」とガルシア氏は述べています。
 

● 何ものにも代えがたいパートナーシップ

精度と生産性の向上以外にも、HPH TechnologiesはVantageの携帯性も高く評価しています。QA/QCチームは測定物をQA室へ移動するという骨の折れる作業から解放されましたが、それ以上に素晴らしかったのは、HPH Technologiesが同じ測定器をシンガポールとマレーシアの両工場で活用できることでした。

Alignment by Vantage

Vantageは現場や加工機上での測定、幾何公差(GD&T)の検証も可能

「Vantageは、プロジェクトのスケジュールに合わせて、シンガポール工場へも、ジョホール工場へも持って行くことができます。また、シンガポールのFAROサービスセンターで、いつでも校正が簡単に行えるので、長時間のダウンタイムを心配する必要が全くなくなりました」とガルシア氏は述べています。現在、Vantage を週に20 時間ほど使用しており、HPH Technologies のオペレーションにおいて欠かせないものとなっています。「FAROという信頼できるパートナーがいてくれるおかげで、当社のお客様に製品とサービスを信頼してもらえる自信がつきました。今後も、当社のポテンシャルを最大限に引き出せるように、FAROとのパートナーシップを長期に渡って続けていきたいと思っています」と、リム氏は締めくくりました。
 

HPH Technologiesの会社概要

HPH Technologies は1993 年に設立され、軍事通信および電機制御システムの設計、製造、統合、設置を行っています。1996 年に事業範囲を拡大し、機械加工、シートメタルアセンブリの製作も開始しました。また、HPHTechnologies は、防衛・半導体機器産業の顧客にも、ワンストップ製造ソリューションを提供しています。

 
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