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導入事例

自由曲面を持つ飛行機の部品や大型部品 加工作業の一環としてファローアームを使用

自由曲面を持つ飛行機の部品や大型部品  加工作業の一環としてファローアームを使用

夢の飛行機、ドリームライナーの愛称を持つボーイング787。ローンチカスタマーである全日本空輸に今年引き渡され、いよいよ日本の空を飛びたつ日がやってきます。そのボーイング787の部品を制作している会社が大阪市西淀川区にあります。

明和機工株式会社(以後、明和機工)は、金型・治工具製作、金属加工の分野ではトップレベルの技術を持つ企業です。航空宇宙や防衛関係にかかわる仕事に携わっていますが、意外にも大阪市内の住宅地と工場の混在した下町の一角にあります。

飛行機の部品
 

■ 導入:CADデータとの比較が必要

もともと金型・治工具製作の会社だった明和機工が、航空機の部品を制作し始めたのは90年代初めごろ。複雑な形状をした航空機部品の加工およびその検査には3D CADデータを使うことが求められましたが、そのためには3D CADデータとワークを比較できる3 次元測定器が必要不可欠になりました。

導入にあたっては、さまざまなメーカーの3次元測定器も検討されましたが、〝測定に必要なプログラミングが短時間でできること〟や〝CADデータとの比較が容易なこと〟〝操作が比較的簡単で直感で操作が出来ること〟〝持ち運びできて機上測定が可能であること〟が決め手となり、ファローの多関節型3次元測定器〝プラチナアーム〟の導入を決めました。
 

■ 課題:大型部品の測定は機上測定で

5軸の加工機

(左写真)5軸の加工機。

明和機工では小型の金属加工品から、航空機向けの大型部品の加工まで請け負っていますが、なかでも大型部品の加工では、加工途中にデータ通り仕上がっているか確認するのが大変です。というのも、機械加工した後に測定室に運んで測定し、修正や次の加工を行うために加工機に再取り付けする際には取り付け誤差が生じますし、加工物が大きければ大きいほど移動も困難です。

その点、現場に持ち運べる携帯型のファローアームなら、加工機上で測定ができ、そのまま作業を続けることができるので、大型部品の加工が多い明和機工にとって、今ではなくてはならないものになっています。

代表取締役の小宮氏いわく「昔なら、ノギスやハイトゲージなどを使って測定するため、ある程度技量を持つ専門の測定者が必要でした。しかし今の若いオペレータは、加工作業の一環として測定器を使用することに抵抗がないので、操作方法を覚えるのも早く、2,3 日のトレーニングで誰でも使えるようになるから助かります。測定器の操作も簡単なので、加工に携わる作業者の多くが測定ができるほどです。目下、ファローアームを使ってさらに精度良く測定する方法を研究中です」とのことでした。

自由曲面加工

5軸加工機で加工されたアルミ加工品。左の延べ棒が、こんなに精巧な部品に。
 

■ ROI:他分野からの受注

また明和機工では、大型加工機を設置している棟には空調設備を入れ、工場建屋そのものを恒温室化しており、微妙な精度を要求されるアルミ部品などの加工は、この建屋内の加工機で行います。大型の複雑な形状の部品を加工する5軸のマシニングセンタが、この恒温室化された棟に2台設置されており、明和機工の主力加工機になっています。顧客からの「こんなものできますか」という難度の高い注文にも対応可能です。

「1mを超える部品の加工がほとんどです。この加工機と3 次元測定器を導入したことで、航空宇宙関連の仕事だけでなく、他の分野からの仕事を受注することができるようになりました。ファローアームはほぼ毎日稼働しており、使おうと思っても取り合いになるほどです。」と小宮氏は言います。
 

■ 加工技術の今後

「今後は分野を問わずさまざまな加工をやってみたいですね。電気自動車の車両加工など、興味があります。ただ、残念なことに現在の状況は、コストセーブのため、
大手の製造業は海外へ発注するケースが増えています。数の多いもの、加工難度の低いものは、海外への発注に変わると思っていい。少量多品種で、難度、精度の高い加工技術で日本は生き残っていく必要があるのではないでしょうか」と小宮氏が語るように、実際に明和機工では、輸送しにくい大型部品、小ロットのもの、付加価値の高いもの、材料費の高いもの、難度の高いものの加工が大半です。受注数量が少ないため、最初の1個目から精度を出して制作する必要があります。そのためにも、高精度の携帯型3次元測定器は最終目的に向かうためのツールとして最適です、とのことでした。

JIS Q 9100 (航空、宇宙、防衛用の機械加工金属部品の製造)

2010年にはJIS Q 9100:2004/ISO 9001:2008
(承認範囲:航空、宇宙、防衛用の機械加工金属部品の製造)の認証を取得して、同社の品質マネジメントシステムが国際的に認められています。飛行機の羽の中など、見えないところにも生かされている日本最高水準の技術を守っているのです。

明和機工株式会社
〒555-0034
大阪府大阪市西淀川区福2丁目4番6号
TEL: 06-6471-1863
FAX: 06-6473-0522
e-mail: meiwa246@crux.ocn.ne.jp

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