導入事例

TAL、FARO測定ソリューションで飛翔 最大70%の時間短縮により、TALは最高レベルの生産 性を実現

TAL、FARO測定ソリューションで飛翔 最大70%の時間短縮により、TALは最高レベルの生産 性を実現

TATA Motors Ltd, の完全子会社であるTAL Manufacturing Solutions Ltd (TAL) は、製造業務の一括請負のパイオニアプロバイダーとして、2000 年にインドのプネで設立されました。40 年以上もの間、TAL はさまざまな業界に対して、工作機械の設計や製造、運搬管理システム、実験装置、塗装システム、アセンブリとプロセスライン、ロボットソリューションおよび治具などの提供を行ってきました。

TAL の主要業務は、戦略的に業界別に分けられており、お客様に最高水準のサポートを提供することを重視しています。TAL には4 つのビジネスユニットがあり、その1つが航空宇宙です。この航空宇宙ビジネスユニットは、航空機の精密な機体コンポーネントの製造からアセンブリと製造工程全体に重点を置いています。商業パートナーおよびビジネスパートナーのニーズを満たすため、航空宇宙部門は、最新ソリューションが開発されているインドのナーグプルに最新設備を備えて対応しています。

ビジネスユニットのモットーに従って、TAL の航空宇宙事業部門は、航空機の部品と構造物の開発、製造、アセンブリにおいて、最も信頼の厚いプロバイダーとしての高い評価を維持するために努めています。また、既存のプロセスを向上できる、より効率の良い方法を常に探しています。TAL Manufacturing Solutions Ltd の航空宇宙事業部門の品質エンジニアであるBhupendra Darne 氏は、「継続して製造過程や基準を向上させることで、お客様にさらなる付加価値を届けることができると、私達は信じています」と述べています。続けて、「そうすることで、競争においても有利な立場に立つことができますし、長い目でみるとTAL 全体のメリットにもなります。」

理想を言えば、製造されたコンポーネントが全て完璧に製造されていれば、詳細な測定チェックは必要ありません。しかしながら、航空業界における安全問題や厳しい基準もあり、測定要件は既に製造過程の一環となっています。TAL のような企業は、検査が適切に実施されていることを保証するために、積極的な手段を講じています。
 

■ 測定に関する不安

安全に関する不安がいつも注目される航空宇宙業界では、測定要件として、CADデータとの差異を無くすことを徹底しなければなりません。この基準を満たせないと、機体部品の承認・完成が遅れ、時間の浪費や投資費用の損失に繋がります。正確に計測できる測定システムは、この業界では非常に重要なサポート機器と見なされています。

さらに、機体部品は2メートルから30メートルにもなります。以前からある一般的な据置型の3次元測定機(CMM)では正確に測定できない大型コンポーネントを測定する時は、特に困難な状況になります。Darne氏は「私達が測定するコンポーネントのサイズは様々です。測定のために大型パーツを測定機のところまで運ばなければならない時もあります」と述べます。また、「私達にとって、これらの作業は手間と時間がかかります。特に既存の据置型の3次元測定機では測定が難しい複雑なパーツの時はなおさらです」と説明を続けます。
 

■ 向上への旅

(左写真)FARO Laser Tracker IONは、様々な用途において非常に高い精度、最高精度0.004mmの測定が可能です。

航空宇宙部門内で、TAL従業員は既に据置型の3次元測定機(CMM)を使用していましたが、測定機は古く、測定範囲も狭く、精度も低いものでした。FAROに対するお客様からの高い評判を聞き、TALでは2006年に初めてFaroArmをリースしました。その後、数々の場面で測定器を使用してきました。測定範囲が10フィート(約3m)もあるFaroArmは、治具のアライメント、キャリブレーションや寸法計算を含む、高精度な測定が可能でした。

FaroArmは、TAL にとってすぐに貴重な測定器となり、同年後半には購入の決定が下されました。チームにとって、レンタルの度に手間のかかる書類作業が必要で、機器レンタルの調達に時間がかかり過ぎていたのが、購入の主な理由でした。TAL のチームはポータブル3 次元測定器が定期的に必要だったため、この投資はオプションではなく、必須だということが明らかでした。こうして、オペレータは測定が必要な時にはいつでも自由にFaroArmを使えるようになりました。

「FaroArmは生産過程において大きく貢献しています」と、Darne 氏は言います。「特に、サブアセンブリレベルで小型コンポーネントの検査実施時に、FaroArmは高精度な測定ができるので大変便利です。私達のライン作業で必要な精度は120 ミクロンで、FaroArmはこの要件を満たしています」と、Darne 氏は語ってくれました。導入効果が高かったため、TAL は2010 年に2 台目のFaroArmを購入しました。最大12 フィート(3.6m) までの測定が可能なFaroArmは、1 台目と同様に十分な機能を発揮し、TAL チームはより大きな部品を測定できるようになりました。

初回品検査などさまざまな測定業務を行うために、航空宇宙業界で広く使用されているFaroArmは、仕様通りに作られているかを確認するため、ほんのわずかな差異でも検知できます。TAL のビジネスが拡張するにつれて、機体治具のキャリブレーションやアライメントを実行するために、より大きな測定範囲が測定できる測定機器が必要となってきました。

「FARO を使ってみてすごくよかったので、2011 年にFARO Laser Tracker ION を2 台購入することに決めました」と、Darne 氏は言います。「使用し始めてすぐに、Laser Tracker はTAL の業務にとってなくてはならない存在になり、製造後の重要な検査において、素晴らしい精度を提供してくれます。この測定器があれば、大型のコンポーネントであっても正確さを保証できます」

干渉計(IFM) ベースの測定システムである、Laser Tracker ION は、高い精度でのマシンキャリブレーションやインライン測定ができます。TALでは、この測定器2 台を毎週使用しています。毎回8 時間以上使用し、非常に重要なコンポーネントの測定時には、最大で16 時間使用することもあります。卓越した機能により、TALでは時間的な制約は減り、総合的には大幅な時間短縮を実現しました。
 

■ さらに前進

基本的には、TALは4台のFARO測定機器により、測定精度と効率を改善しました。それに加え、製造過程においても、測定器のポータブル性、使いやすさや用途の多さといったようなメリットも享受しています。

(左写真)高精度でポータブル性の高い、FARO Laser Tracker IONは操作も簡単で、大型コンポーネントの測定に最適です。

FaroArm、Laser Tracker IONの両方とも非常に操作しやすいとチームは感じています。これは経験の浅い作業員であっても習得に時間がかからないことを示しています。さらに、FaroArmとLaser Tracker IONのポータブル性により、測定器を作業現場に簡単に運ぶことができるので、大型でかさばるコンポーネントを温度管理された測定室へ持って行く運搬という作業の必要性が大幅に減りました。また、FAROの測定器はセットアップ時間も短くて済むため、TALにとってより多くのメリットを享受することができました。

「FaroArmとFARO Laser Tracker IONを購入して以来、当社では70%もの時間短縮を実現できました」と、Darne氏は言います。「昔はコンポーネントの測定に2-3日はかかっていましたが、FAROの測定器を使用してからは、1日半で済みます。TALにとって、改善のための効率の良い測定方法は常に大歓迎です。新しい機器を購入する必要が生じれば、購入候補のトップにFAROの名前があることは間違いないでしょう」と締めくくりました。
 

■ TAL Manufacturing Solutions Ltdの会社概要

TAL Manufacturing Solutions Ltd (TAL) はTATA Motors Ltd の完全子会社で、航空機の精密部品の製造とアセンブリを主業務としています。ビジネスユニットのモットーに従って、TAL の航空宇宙事業部門は、航空機の部品 と構造物の開発、製造、アセンブリにおいて、最も信頼の厚いプロバイダーとしての高い評価を維持するために努めています。

詳細情報については、ウェブサイトをご覧下さい。http://www.tal.co.in

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