FARO、HoloBuilder, Inc.を買収してデジタルツイン製品群を拡充

2021年6月7日、フロリダ州レイクメアリー - 3Dメトロジー、AEC(Architecture, Engineering & Construction:建築、エンジニアリング、および建設)、公共の安全分析において、3D測定、イメージング、リアル化ソリューションで世界をリードしているFARO® Technologies, Inc.(NASDAQ: FARO)は本日、HoloBuilder, Inc.の買収を発表しました。

HoloBuilderは、急速に発展しているデジタルツイン市場において、ハードウェアに依存しない画像のキャプチャ、登録、表示を可能にする、写真測量法をベースとした最先端の3DプラットフォームをFAROにもたらします。建設管理を第一の焦点とするHoloBuilderの技術プラットフォームは、市販の360°カメラを使って建設の進捗状況を効率的に取得し、バーチャルに管理するというソリューションをゼネコンに提供します。

HoloBuilderのSaaSプラットフォームは、FAROの高精度な3D点群データベースのレーザースキャニングに、迅速で容易な現況キャプチャ写真の記録とリモートアクセス機能を追加し、業界初のエンドツーエンドのデジタルツインソリューションを実現します。これにより、FAROのエコシステム内ですべての作業が行えます。この統合されたソリューションは、ロボットアセンブリの3Dシミュレーション、建設管理、施設のオペレーション・管理、事故防止計画などのデジタルツイン市場に包括的なスキャニングと画像管理機能を提供します。

「デジタル化がAECおよびオペレーション&メンテナンス(O&M)業界にもたらす高い価値は、FAROにとって大きな市場機会となります」と、FAROの社長兼CEOであるMichael Burgerは述べています。「当社の製品にHoloBuilderが加わることで、真のエンドツーエンドのデジタルツインソリューションの実現が加速されます。そして、この大きく成長している分野での市場シェア拡大により、経常収益の増加という当社の戦略的目標を推進することができます。」

「HoloBuilderとFAROが一緒になることで、物理的な世界をデジタル化してプロセスの自動化とワークフローの最適化を実現するという当社のビジョンがさらに強化されます」と、HoloBuilderの社長兼創業者であるMostafa Akbari-Hochbergは付け加えました。「高精度のレーザースキャニングとリアルタイムの360°写真キャプチャの強力な組み合わせとコラボレーションにより、両社の顧客基盤に包括的なデジタルツインソリューションを提供します。」

この契約に基づき、HoloBuilderの株主は3,400万ドルを受け取りました。2021年4月30日時点で、HoloBuilderの年間経常収益は400万ドルで、2019年以降の年平均成長率は75%近くに達しています。この取引は、手元の支払準備金で6 月 4 日に完了しました。

FAROについて

40年にわたり、FAROは業界をリードする技術ソリューションを提供してきました。FAROの技術はお客様の測定作業を円滑にし、そのデータを活用してよりスマートな意思決定を迅速に行うことを可能にします。FAROはデータに基づいた信頼性の高い精度、正確性、即時性を実現することで、デジタルと物理的な世界を橋渡しするパイオニアであり続けます。FAROに関する詳細情報は www.faro.com をご覧ください。

HoloBuilderについて

この分野のパイオニアであるHoloBuilderは、サンフランシスコを拠点とするテクノロジー企業で、360°写真、マシンビジョン、人工知能を活用したエンタープライズソフトウェアの設計・開発・販売を行っています。35か国以上に顧客を持ち、これまでにユーザーが記録したプロジェクトは28,000件以上にのぼります。HoloBuilderに関する詳細情報はwww.holobuilder.comをご覧ください。

 

さらに詳しく

メディア問合せ先: Mark.Benhard@faro.com 407.333.9911 x1269 

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