導入事例

時短測定の追求

時短測定の追求

FARO携帯型3次元測定器の複数台活用

シーコム株式会社(以下シーコム)は、各種金属部品の板金加工から組み立てをまでを行う、高い技術力を持った試作開発メーカーです。創業時から自動車関連の製品の試作・製造を主力事業としていますが、産業機械や鉄道などの各種部品も手掛けており、試作だけではなくそれらの部品の型具、治具の設計・製造、販売も行っています。90年代からは新規分野として航空宇宙分野にも進出し高い技術力を誇る、広島県有数の企業です。

シーコムの技術力の高さの要因には、常に新しい設備・装置の導入に努めてきたことがあります。その一例として、西日本で初めてレーザー加工機を導入したことで話題になったことなどが挙げられます。そのような技術革新を推し進めた結果、モデリングからDNC加工までのFA化を実現、開発から納品までの大幅な時間短縮や他社の追随を許さない高い品質を実現しています。

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(写真左)大幅な時間短縮や他社の追随を許さない高い品質
 

■ 課題:データ処理の煩雑さと測定者の練度による結果の違い

FAROの3次元測定器を検討したのが約10年前のことです。シーコムでは元々レイアウトマシンを使用した3次元測定を行っていました。しかし、ワークの移動や設置に時間がかかるだけでなく、測定結果も測定ポイントの数値データのみだったため、測定結果を基に手計算を重ねて必要なデータを抽出しなければならない煩雑さに悩まされていました。またワークのセットアップを含めて測定には熟練を要するため、測定者の練度によって測定結果に差が出やすい課題もありました。
 

■ 技術革新の一環として、FAROの3次元測定器へ

〝測定室に縛られることなく現場で、より簡単に測定できないか〟
〝測定者による誤差を抑えられないか〟

そのような要望を持っていた時に出会ったのが、従来の3次元測定器とは異なるコンセプトのFAROの測定器です。FAROのアーム型測定器は多関節構造と可搬性により、高度な自由度を持った点が従来までの3次元測定器とは異なっていたこと、そして測定ソフトウェアの操作性が良く、それまで人の労力に頼ってきた測定作業を簡略化できることが大きな魅力になり、シーコムはファローアームの導入に至りました。
 

『導入のポイント』

・測定器の可搬性
・測定結果の安定性
・多関節構造による利便性
・測定ソフトウェアの操作性

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(写真左)ファローアームで作業効率をさらにUP
 

■ 測定作業の効率化

導入当初は新しい測定器ということもあって測定の手順や作業プロセスの確立で難しい面もありましたが、それらを差し引いても大きなメリットを感じていました。測定業務に携わっているスタッフの方々が異口同音に言うメリットは、「測定作業時間の飛躍的な短縮」でした。その具体的な内容として以下の点を挙げています。

・測定物のセットアップ時間の短縮
・測定手順の簡便さによる作業時間の短縮
・手計算に頼っていた複雑な測定にも対応可能

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(写真左)高い操作性と利便性を実現

複雑な形状や測定内容であっても簡便に測定できること、測定場所を選ばないことがシーコムでの測定作業に見事に合致しました。ファローアーム導入当初、3次元測定の主作業はレイアウトマシンでしたが、導入後は利便性の高さによって測定作業が徐々にファローアームを使用した測定作業に変わっていきました。
 

■ 将来的な測定業務を見据えて

製造本部の浜本氏は、「アームの使用頻度の高まりとともに、アーム使用の順番待ちが発生することが多くなった」と言います。そのような状況から、導入以来1、2年おきにファローアームを追加で導入することになり、2010年末の時点で、新旧計7台のFAROの測定器が稼働することになりました。現在では測定作業の9割以上がファローアームで行われており、10名を超える測定スタッフで日々の測定業務に臨んでいます。7台の測定器は本社工場をはじめとして、各工場で分散して使われており、必要に応じて、工場内や工場間を移動しています。アームの可搬性を最大限に生かした機動力で、各工場・各工程での品質維持に貢献してします。

測定する物のほとんどが自動車関連ですが、自動車関連と言っても製品から治具に至るまで、実に幅広く様々なものを測っています。現時点では接触式による機械要素の測定や、CADデータとワークの比較検証を中心に行っています。測定対象となるワークのサイズも様々で、50mm位の小さな部分から車のフルボディーサイズまで多岐にわたり、時にはアームを同時に複数台使用するような大掛かりな作業もあります。

将来的に製品の面形状をよりきめ細やかに測定する必要性を感じている浜本氏は、以下のように語っています。「現時点ではアームでの測定は接触式のみですが、将来的な技術力の向上という点では非接触測定の導入も検討しています。これまでの豊富な実績と高い技術力をバックボーンに、魅力的な製品や時代の先端を行く提案をかたちづくっていきます。」

C-Com Building

シーコム株式会社
広島県広島市中区光南5丁目2-41
TEL: 082-249-4450
FAX : 082-246-7578
URL: http://www.c-com.ne.jp
E-mail: info@c-com.ne.jp

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