導入事例

医療・介護の現場に貢献するオージー技研 3次元測定器導入でさらなる品質向上を目指す

医療・介護の現場に貢献するオージー技研 3次元測定器導入でさらなる品質向上を目指す

日本はすでに65歳以上人口が24%を超え、40年後には40%まで到達するという試算もされています。「人生90年」と言われますが、延びた寿命の中でいわゆる「高齢者」と呼ばれる時期を、いかに健康に、楽しく、充実して過ごせるか、が人生の上での鍵となってくるでしょう。医療機関、もしくは介護施設を利用する場合、設備が清潔で、医療機器、介護機器が新しく充実していれば、不安もなくなります。

オージー技研株式会社(本社:岡山県岡山市、以下オージー技研)は、医療機器、福祉機器及び健康機器を製造、販売する企業です。最先端の技術を駆使して、より快適な医療・福祉機器を追求しています。岡山県は先端医療、福祉機器の情報発信、関連クラスター形成の促進など、医療・福祉の技術開発に積極的に関わっている地域でもあり、そのような環境を背景に、業界トップシェアのメーカーとして常に「お客様に喜ばれる製品作り」を目指しています。
 

課題:新製品の品質向上、受入部品の評価

オージー技研が販売している特殊入浴装置やリハビリ機器の市場は、専門性が高くニッチな市場です。そのため樹脂成形品を多用した商品開発は金型費用の回収が難しく、今まではなるべく金型投資を抑えた製品開発を行っていました。この戦略は投資回収が簡単だというメリットがありますが、形状がどうしても直線的になるなど、メーカー側の都合でものづくりをしてしまうという弊害がありました。

ジュスト オージー技研

(写真)2012年に発表された「ジュスト」。樹脂成型品を多用することで、より快適な医療・介護製品を市場に。

オージー技研ではこの点を反省し、お客様を中心においた長期計画を策定しました。そのひとつが、使いやすい製品を低価格で提供できるように樹脂成形品を多用し、人に優しい魅力的な製品を市場に投入するというものです。その方針転換の中で樹脂成形品は曲面を多用する設計になるため、従来の板金、溶接構造と同じように定規や、ノギスを用いただけでは形状を評価できないという問題に直面しました。例えば、試作納入された部品は設計どおりなのか?強度試験後の変形はあったのか?受け入れ検査はどうするのか?などさまざまな問題が顕在化していったのです。オージー技研ではこの問題を解決するため、3次元測定器を導入することになりました。

複数の測定器を検討した結果、国内での導入実績とサポート体制を重視し、2012年にFAROの接触/非接触完全統合型ポータブル3次元測定器、FARO Edge(ファローエッジ)の導入に至りました。FARO Edgeは接触測定のみならず、ウレタンなどの軟らかい素材でできた部品も非接触で形状を測定することができます。
 

効果:的確なフィードバック

オージー技研 樹脂成型品のスキャン

(写真)部品の形状を評価するために、非接触でスキャン。

オージー技研では2012年、多数の新製品を発表しましたが、その際にFARO Edgeが成形初期トラブルの原因究明に非常に役立ちました。3次元測定器を導入するまでは、おおまかな寸法は見ることができても変形の傾向やひずみの様子まではわかりませんでした。FARO Edgeを使用することで、それらの傾向や歪みの量などがカラーマップや数値で表現でき、メーカーへのフィードバックが的確に行えます。メーカー側にとっても、原因や傾向がはっきりしているため迅速、正確に対応することができ、短い期間で対策を講じ、製品の品質を向上させることができました。
 

新しい挑戦

樹脂成型品を多用したことで、人間の体に合ったより快適で優しいデザインの製品作りが可能になり、医療・介護の現場やお客様に喜ばれています。「今後はクレイモデルからのリバースエンジニアリング、設計や開発部門での導入などを視野に入れて、社内でFAROの3次元測定器を積極的に展開していきたい」と生産統括部 調達課 調達品質推進グループ係長の武氏は述べています。さらに人体の形状をスキャンしたり動きを計測したりして、もっとお客様に喜んでもらえる製品づくりができないかなど、常に新しいことに挑戦していきたい、と武氏は続けます。

オージー技研は、健やかに生きたいと願う人々のやすらぎ、笑顔をサポートするために、努力を惜しまずにお客様に良い製品を届けていきます。そして常に安定した高品質の製品を市場に提供していくことで、これからも医療・介護の現場に貢献していきます。
 

オージー技研株式会社について

1949年、医療・リハビリ機器のメーカーとして創立。医療分野で築いた信頼性を福祉・健康分野にも展開、「人と人とのつながりを大切にした医療・福祉環境」を創造するために常にチャレンジを続けます。物理療法機器や介護福祉機器といった主力製品を中心に、海外展開も視野に入れ、製品開発をしています。オージー技研の製品は日本各地にあるショールームで実際にご覧いただけます。

オージー技研 本社 オージー技研株式会社 本社
〒703-8261 岡山県岡山市中区海吉1835-7
TEL(086)277-7181(代)
FAX(086)274-9072
URL: http://www.og-giken.co.jp/
オージー技研 邑久工場 オージー技研株式会社 邑久工場
〒701-4233 岡山県瀬戸内市邑久町向山77
TEL(0869)24-0891
FAX(0869)24-0898

 
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